最近弊社への相談で、「空家を有効活用したい・・・」というものが増えてきています。
傾向としては、相続をして、建物がかなり老朽化しているものが多いように思います。
相談者の年齢層は60歳以上の団塊世代の方で、親から相続した不動産であることが大半です。
空家が老朽化した建物である場合に整理することは以下の3つです。
1、現状のまま売却したときの手取り金額を把握する
2、リフォームしてから、売却したときの手取り金額を把握する
3、リフォームしてから、賃貸したときの収支を把握する。
※賃貸の場合、最低10年の収支は考えてください。
大きく分けると上記3つになりますが、
その際に賃貸か売却かの判断には、金額だけではなく、将来的に親族(子供など)が使用するかどうかも判断材料として不可欠です。
古い建物の場合、「今すぐ子供は使わないが、将来的には、建物を建て替えし、子供達に・・・」
という選択肢もでてきます。
そのような場合は、5年間の定期借家契約をオススメしています。
5年間の定期借家契約であれば、必ず5年後には土地、建物の賃貸借契約は終了するので安心です。
そして、5年後の立て替えのときに、その家賃収入分を子供に贈与するということも可能です。
とにかく、不動産を空家にしていいことはほとんどありません。
1年以上空家にする場合、まずは、有効活用を考えてみてはいかがでしょうか?
高瀬でした。
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